歯の豆知識④

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こんにちは!

今回の歯の豆知識ではドックベストセメントを紹介します!

歯科医院での治療というと何をイメージしますか?

痛い麻酔の注射をして、削られて、詰められたり被せられたりしますよね。

誰だって痛い事は嫌ですし、私たちも本当はしたくないのです。

 

むし歯というものはむし歯菌による感染症です。

前回、1月の豆知識でもご紹介したようにむし歯の進行はC0~C4の5段階にわけられます。

COは歯に穴があく前のむし歯です。

必要に削らなくても、歯の再石灰化を促す処置で治る場合があります。

C1~C4と診断されると歯科医師による治療が必要です。むし歯の部分を削り、消毒をしたうえで詰め物や被せ物をするのが基本です。

C1なら削る部分は最小限で済みます。比較的簡単に治療できます。エナメル質は硬いので痛みもありません。

C2まで進行すると歯がしみるなどの自覚症状が現れ、麻酔をしての治療を行う事もあります。

C3はむし歯が歯髄(神経)まで達し、神経の処置が必要になるため歯を大きく削らなければなりません。神経をとり根の治療になります。

C4は歯髄が壊死し、多くの場合歯を抜くようになります。

 

ドックベストセメントはむし歯治療に用いられる銅セメントです。

銅の殺菌力のよりむし歯が大きく神経を取らなければならない症例でも、このセメントを使えば神経を残す事も可能な場合があります。アメリカで広く取り入れられている治療です。

 

<ドックベストセメントの特徴>

・むし歯をすべて削って除去する従来のむし歯治療とは全く違います。ミネラルの力で殺菌するという方法ですので、痛みが少ないことが特長です。そのため、歯医者さんが怖いという方にもおすすめの治療法です。

・大きなむし歯でも必要以上に削る事がありません。一般的なむし歯治療の場合、むし歯の部分だけではなく、どうしても健康な歯の部分まで削ってしまうというリスクがありました。ドックスベストセメント治療は必要以上に歯を削らないので、従来の治療のように自分の健康な歯質を削りません。削る量が少ないため、従来の治療法より自分の健康な歯を多く残すことができます。

・神経を取らないので治療回数が少なくて済みます。今までの治療では神経を抜かなければいけなかったようなむし歯でも、歯の神経を残すことができます。歯の神経を抜く治療はとても細かく難しい治療になるので、成功率が100パーセントというわけではありません。また、神経を抜くと歯が割れやすくなるなど、歯の寿命は短くなります。ドックスベストセメントは歯の神経を取らなくて済むことが多いため、自分の歯の寿命を延ばすことにもつながります。神経の治療は1回で終わることはほとんどありませんし、歯の状態により人によっては5回以上治療する場合もあります。スムーズに治療が進んだとしても78回ぐらいはかかります。一方、ドックベストセメントは大幅に治療回数を減らすことができます。

 

今までむし歯の治療とは違い、痛みも治療回数も最小限にできるので、今まで怖くて歯科医院に行きたくないと思っていた方も、痛いから行きたくないと思っていた方もぜひドックベストセメントを体験してみて下さい。

 

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