歯の豆知識②

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こんにちは!

12月になり今年もあと少しで終わりを迎えようとしていますね。

寒さも厳しくなります、体調にお気をつけ下さい(>_<)!

 

今回は「むし歯も歯周病も細菌感染が原因」という事についてお話していきたいと思います。

まずはむし歯に関してご説明していきます。

むし歯菌って聞いたことがあるけれどいったい何なのか、、?疑問に思ったことはありますか?

むし歯はむし歯菌から作られます。つまり、むし歯菌のいない人にはむし歯は出来ないのです。そのむし歯菌はむし歯菌を持つ人の唾液から感染してしまうのです。

生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には、むし歯菌はいません。
つまり、むし歯菌に感染しない限りむし歯にはならないと言えます。

むし歯菌が感染する多くはお母さんやお父さんの唾液を介して赤ちゃんのお口に感染し、住みつきます。

そのため、家族の誰かがむし歯であれば、唾液による感染によって赤ちゃんが生涯にわたってむし歯ができやすい体質になる危険性が高まります。

人のお口の中には300400種類の菌が生息していると言われています。その中の菌でむし歯を作る菌がいます。その菌がみなさんもよく耳にするミュータンス菌です。

このミュータンス菌がお口の中に一度入り込む(感染する)と完全に取り除くことはできません。ミュータンス菌は酸を作り出し歯を溶かしていきます

乳歯が生えそろうまでの赤ちゃんのお口の中は、まだ常在菌(害のない細菌)が整っていません。そのため赤ちゃんの頃は、かなりむし歯になりやすい時期と言えます。乳歯が完成する3歳頃まで極力むし歯菌の感染を防ぐことができれば、それ以降はお口の中の常在菌が守ってくれるようになり、むし歯になりにくい体質を作ることができます。

 

次に歯周病に関してご説明していきます。

歯周病もむし歯と同じように唾液を介して感染します。

歯周病は歯垢(プラーク)の中に含まれている歯周病菌が歯肉に感染し、歯の周りに炎症が起きる病気です。歯周病の原因である細菌は、人から人へ感染すると言われています。細菌は唾液を介して感染するため、歯周病に罹患している人とキスや食器などを共有することにより感染する可能性があります。なので親子・夫婦など、長期間にわたって一緒に生活をする人たちの間で感染することが知られています。ちなみに、女性ホルモンを好む歯周病菌がいることから、女性のほうが歯周病になりやすい…とされています。

10秒のキスで8000万の細菌がうつる」という報告もあり、恋人間・家族間での感染は避けられない部分もあるでしょう。ただ、適切な口腔ケアをおこなっていれば、歯周病を予防することは十分に可能です。

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