みなさんこんにちは、山崎歯科医院です(^^♪
8月が終わり今日から9月がスタートしました。
9月になったとたん、あいにくのお天気が続きそうですね(;_:)
少し冷え込みそうですので長袖や一枚羽織るものを持ち歩くことがおススメです!
さて今回は「口呼吸が引き起こす機能障害」のお話です。
突然ですが、あなたは普段、呼吸をするとき、鼻を使いますか?
マスク着用がすっかり定着してきた昨今ですが、マスクの下はお口がポカンと開いて口呼吸になっていませんか。
「呼吸の仕方なんか気にした事がない」という方も多いとお思いますが、口で呼吸していると、実に様々な病気をもたらし、美を損なう元凶になるということをご存じでしょうか。
今日はデメリットだらけの「口呼吸」についてお話したいと思います。
デメリットだらけの口呼吸お口ポカンは要注意!
これまでほとんどの方は、口呼吸か鼻呼吸かに疑問も持たなかったはずです。
しかし、「口呼吸」による身体への影響は決して小さくありません。口内環境はもちろん、体全体の健康と美容を損なってしまうことがあります。
<口呼吸の危険サイン>
・気がつくと口が半開きになっている
・前歯が飛び出したり、歯にすき間が多い
・受け口
・いびき
・いつも片側で噛む癖があり、歯のかみ合わせも悪い
・顔が左右非対称
・唇がカサカサに乾燥する
・朝起きるとのどがヒリヒリ痛い
もし1つでも当てはまったら、要注意です!
口呼吸のデメリット
人の呼吸は本来、鼻で行うものであり口は呼吸器官ではありません。しかし、実に日本人の7割(子供では8割)が口呼吸をしているといわれています。
一日のうちでも何万回もする呼吸。知らずに続けている「口呼吸」は、菌やウィルスが体内に入り放題!
免疫力の低下や感染症のリスクが高くなり、また歯並びにも悪影響を与えます。
- 虫歯、歯周病、口臭の原因
- 歯並びが悪くなる
- 風邪、インフルエンザになりやすい
- アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、気管支喘息
- うつ状態になる、やる気が起きない
- たるみやシワの原因
- ドライマウス
鼻呼吸のメリット
鼻はいうならば優秀な「加湿器付き空気清浄機」ともいえるのです!
- 病気になりにくくなる
- 口の渇きやのどの乾燥を防ぐ
- 口の中の殺菌効果が高まる
- いびきの軽減・予防
鼻呼吸は、吸った空気を浄化する機能が備わっています。
吸った空気の小さなごみや化学物質、細菌やウィルスを取り除いてくれます。
また冷たい乾いた空気が通った時には加湿し、温める機能まで標準装備!
口呼吸にはこうした安全装備はありませんから、直接ごみも細菌も体内に入れてしまうのです。
そう考えると怖いですね!
口呼吸は歯並びの最大の敵
ゴールデンプロポーションという言葉を聞いたことありますか?
最も美しく見える体形・バランスのことです。
顔、そして歯と口元にもゴールデンプロポーションがあります。
口呼吸は、顔のゆがみ、歯並びの崩れを引き起こします。崩れた歯並びは、骨格の左右のバランスの崩れにつながり、毎日の食生活や日々の運動において非常に不便で不都合です。
一般人にはゴールデンプロポーションまでは必要ないのかもしれません。
ですが、「整った歯並び」「美しい口元」は全身の健康を手に入れることとつながっています。
口呼吸・・・。
思いあたる節がある方は是非、普段から鼻呼吸を意識するようにしてください。
歯並びやお口のことでお困りがあれば是非お気軽に山崎歯科医院までご相談ください♪