歯の豆知識㉓

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みなさんこんにちは、山崎歯科医院です(^^♪

9月が終わり今日から10月がスタートしました。
最近は暑くなったり涼しくなったり、まだまだ気候が安定しませんね💦

今年ももう4分の3が終わってしまったなんて…早すぎて信じられないですね。

さて今回は「顎関節症の原因」のお話です。

 

・なぜか口を開けると音が鳴る

・口を閉じるとあごが痛い

・口が開かない、スムーズに動かない

・慢性的な肩こり、首の痛みがある

 

あなたはこんな症状でお悩みではありませんか?

顎関節症の症状や程度はさまざまですが、あごに何らかの不調を抱える人はここ10年で急増しています。

 

 

顎関節症の原因

顎関節症は大きく2つの原因があります。打撲や転倒などの事故により強い力がかかって起きるものと、生活習慣によってダメージが蓄積して起きるものです。

 

 

打撲や骨折があるわけでもないのに顎関節症が起きているということは、あごの使われ方に問題があると考えられます。

 

 

今回は後者、「生活習慣によってダメージが蓄積して起きるもの」についてお話したいと思います。

 

 

一般的な原因

・猫背、頬づえ、うつ伏せ寝など姿勢の悪さであごや筋肉に負担をかける生活習慣

・食いしばり、歯ぎしり、歯をカチカチならす

・左右どちらか一方で噛む癖がある

・上下の歯の噛み合わせの悪さ

・精神的緊張やストレス

 

 

姿勢の悪さやストレスからくる食いしばりなどによって、外側翼突筋(噛むときに強い力が加わる筋肉)などに異常な緊張やアンバランスが生じて、口の開閉時にカクカク引っかかる、音が鳴る、痛みなどが出現します。

 

 

自分で出来るセルフケア

 

自分でも気づかない癖や生活習慣が、顎関節症の原因になっていることがあります。日々の

行動を見直すことが予防につながります。

 

 

・姿勢の悪さ

多くに人に当てはまる原因として「姿勢の悪さ」があります。

猫背やあごを突き出すような姿勢、頬づえ、股関節の固さなど、一見するとあごの動きと関係がないようなことも、顎関節症の原因となっている場合があります。

 

 

間違った姿勢や体の使い方ではバランスが保てなくなり負担が増加して顎関節症につながります。

 

 

スマートフォンやパソコンの長時間に及ぶ操作なども原因です。同じ姿勢を長く続ける事を避ける、時々はストレッチして心身を休めましょう。

 

 

・食いしばり

集中している時やストレスがかかったときに、グッと食いしばる癖のある方がいます。

・自覚はないけど朝起きるとあごが疲れる

・歯の噛み合わせの面がかなりすり減る

・歯が欠けたり割れたりする

 

 

このような症状のある方は、無意識で食いしばりをしている可能性が高いといえます。食いしばりは、あごをガチガチに緊張させ、顎関節症の発生リスクを大幅に高めます。

 

歯の食いしばりに気づいたら、上下の歯に隙間をつくる、強い緊張を感じる環境を改善する、あるいは避けるなどしてください。睡眠中は、マウスピースのような補助器具を使い顎関節の負担を軽くするのが有効です。

 

 

ささいな習慣や癖に注意することで、症状の改善、悪化の防止になります。あご周辺の不調、トラブルなどお悩みをお持ちの方はお気軽にご相談ください。

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