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矯正装置が外れてもそれで終わりじゃない?!「矯正終了後の保定装置(リテーナー)の重要性」
矯正装置が外れたら矯正治療は終了すると思っている方が多いと思いますが、矯正装置が外れる事が矯正治療のゴールではありません。その後に付ける保定装置(リテーナー)がとても重要なのです。
Q.矯正治療後にリテーナーを使用しないとどうなるの?
A.歯並びが後戻りしてしまいます。
矯正治療をした歯は、骨が不安定で動きやすくなっています。歯は元の位置に戻ろうとする性質が有るため矯正治療をした歯は特に動きやすい状態になっています。
この期間にリテーナーで保定をしないと、後戻りしてしまうのです。
Q.リテーナーはどのくらいの期間、装着するの?
A.約2~3年程です。
リテーナーを装着する期間を「保定期間」といいます。矯正装置が外れた後は約1年間、歯を磨くとき以外はリテーナーを装着し、歯科医師との相談の上で、徐々にリテーナーを外す時間を増やします。約2~3年程で歯が定着してきたら歯科医師の判断の上、リテーナーを外します。
せっかく時間とお金をかけてきれいにした歯並びですが、成長や生活習慣などの影響を受けて、多かれ少なかれ後戻りは発生します。 きれいな歯並びをできるだけ長く維持するため、歯科医師の指示に従ってリテーナーをしっかり装着しましょう!