歯周病治療

治療へのこだわり

歯周病は90パーセント改善します。

歯周病はさまざまな病気に関連します。
歯周病菌が血管の中に入り込み、糖尿病、高血圧、脳血管疾患・心臓疾患、骨粗しょう症、誤嚥性肺炎、妊娠トラブルなどの原因となります。実は歯周病は、歯周病菌による感染病なのです。

当院では、歯周病が疑われる患者様全員に位相差顕微鏡によりお口の中の細菌の説明をしております。

スケーリングをすることにより出血してお口の中の歯周病菌が血管の中に移行することを防ぐために、位相差顕微鏡により歯周病菌の検査診断後、歯周病菌が多かった方には、DNA検査(PCR検査)をおすすめしています。検査の結果、菌の多かった方や、重度の歯周病患者様には歯周内科治療を行っています。

以前は長時間歯磨きや外科治療によって1~2年の治療期間でありましたが、2週間に4回程度通院してもらうことではっきりと自覚できる程、出血や排膿が短期間で改善されます。

口臭があったり、ブラッシング時の出血、朝起きた時のネバネバ感があるような、なかなか歯周病がなおらない方がいらっしゃいましたら一度御連絡下さい。

歯周内科治療について

歯周内科治療との出会い

大学時代から歯周病はブラッシング指導、すなわちプラークコントロールを良くすれば改善するものと思っていました。 勤務医時代も、歯石を取り、正しいブラッシング指導をすれば治癒するものと思っていました。

ところが、自分が開業して一人一人の患者さまを何年も経過を追っていくと、なかなか歯周病が治らない事に悩まされました。

色々な参考書も数十冊読んでもプラークコントロールの重要性を訴えているだけでした。 10年前に歯周病コースを受講し医院で実習通りに治療を行ってみたのですが、10人中2~3人位しか治癒できませんでした。

本当にこれが歯周病を治す方法なのだろうか。いつももやもやしている中で半ばあきらめ、患者様には歯周病が悪くなる前に定期的なメンテナンスで予防に力を入れてもらうようにしていました。 けれども、ほとんどの方は悪くならなければ通院せず、常に歯周病を治せないことに、ストレスを感じていました。

ある日、ある先生のホームページを見ていると、5回の通院で歯周病治療をしている内容を見つけました。 そして、何人もの先生が新しい方法で歯周病を治している事に驚きました。 もしかしたら歯周病をその方法で治せるかもしれないと思い、セミナーに通い、色々と情報を集めて、歯周内科を行っている生田先生に出会いました。

生田先生によると、歯周病は細菌感染病なので、歯周病菌のどの菌がどれだけ感染しているかを検査する事が大事であり、これこそが治療の第一歩であるということです。今までプラークコントロールを良くすることばかり考えていましたが、ブラッシングでは除菌できないことが分かりました。 細菌感染病に対しては外科的処置ではなく、内科的処置で治る事に気が付きました。

今、歯周病治療をしている中で、たった2週間で患者様の口の中がみるみる改善していくのを目の当たりにして、 この歯周内科治療に出会えて本当に良かったと思っています。毎日が感動の日々です。

患者様も「お肉が食べられるようになった」「朝起きた時に口のネバネバが無くなった」 「口臭が無くなり、人前で自信を持ってしゃべれるようになった」等と大変喜んでくださり、 歯科医師冥利に尽きます。本当にこの仕事を選んで良かったです。

スタッフも生き生きと仕事をしてくれています。 いつも優しく明るい笑顔で患者様に対応してくれているスタッフに感謝して、この仕事に誇りを持ってこれからも邁進していきたいと思います。

健康寿命を伸ばしてもっと人生を楽しみませんか?

最近通院している患者様の中で、禁煙する人が多くなりました。
皆さんご自身の健康に気を遣われているようです。
喫煙者が歯周病になるリスクは吸わない人の5倍にもなり、受動喫煙者(タバコの煙を近くで吸い込んでいる人)でも3倍になるそうです。本来、免疫力が高い人のお口の中では、歯周病菌と戦う白血球が多数認められます。ところが、喫煙者のお口の中では白血球が非常に少ないのです。

私達の身体では、毎日3,000~6,000個のガン細胞が発生しているのをご存知ですか?それでも若い時、ガンの発病が少ないのは白血球が活発に働いてガン細胞を打ち消してくれるからなのです。けれども年をとると、免疫力が落ちて、日本人の2人に1人はガンによって亡くなります。

歯周病も同じで、すでに歯周病に感染していても若いうちは免疫力が強いので、歯周病を発症しません。ところが、45際を過ぎた頃から、体力や免疫力の低下に伴い、歯周病を発症する方が多くなってきます。特に喫煙者は白血球の数が少ないので重度の歯周病になるリスクが大変高くなります。
残念ながら歯周病は自覚症状があまりなく、どの位悪化しているのかが分かりにくい病気です。 「はみがきの時出血する」「口の中がネバネバする」「かたいものがかみにくい」等と感じるようになり、気づいた時には「歯がグラグラしてきてしまった」と歯科医院に駆け込む方も少なくありません。

歯周病は生活習慣病ではなく、細菌感染病です。
一人一人持っている菌の量は違います。当院では、歯周病に感染しているかどうか、また感染している場合、歯周病を発症させる悪い菌がどのくらいいるのかを調べることが出来ます。
検査の結果、当院で行っている歯周内科治療が必要と診断された患者様には、できるだけ歯周内科治療を受けていただいております。
(喫煙されている方には、治療期間の2週間は禁煙していただきます)
そして治療後には、再度歯周病検査を行い、数値が下がっているのかの確認をします。
一般的な歯周病治療では歯の汚れ(歯垢)を極力減らすようにと「歯間ブラシとハブラシで1本1本丁寧に磨いて下さい」と指導されます。しかし、歯垢の量を減らすだけでは歯周病は治らないのです。歯垢の質を変えなければ、つまり歯周病菌を除去しなければ、歯周病を克服することはできません。
この治療を受けられた95%以上の患者様が、短期間で歯周病を引き起こす悪い菌が除菌され、歯垢の質までも変わり、安心を手に入れていらっしゃいます。そして、ご自身のお口での大きな変化を実感され、皆様に大変ご満足いただいております。

今や歯周病は、心臓病、糖尿病等の全身疾患に関係していることがわかっています。患者様の中にはそれを認識され、この治療をきっかけに禁煙された方もおられます。
全身疾患の予防のためにも歯周病の予防と治療がとても大切だということがお分かりいただけると思います。私たちは、皆様がご自身のお口の中のことに関心を持ち、歯を大切にされますよう全力でサポート致します。
日本人の平均寿命は男性80歳、女性86歳と言われていますが、介護を要さない、いわゆる健康寿命は男性で70歳、女性が74歳です。皆様が健康な歯と健康な身体を手に入れ、明るく楽しい日々を送れるように、そして健康寿命を伸ばされることが私達の願いです。

治療前後の変化について

治療前と治療後の歯周病菌の変化について、動画でご紹介いたします。

「アンチエイジングはお口から」知っていますか?

歯科では年齢による免疫力の低下で歯周病がすすみ、 その結果、歯がグラグラしてきたり、歯を失う患者様が多くいらっしゃいます。

最近の歯科の研究で、お口の中の歯周病菌を除菌することにより、 色々な病気(心筋梗塞、糖尿病、肺炎、アルツハイマー型認知症、動脈硬化、骨粗しょう症等)の 発症リスクを半分以下におさえられることがわかってきました。

長野市の山崎歯科医院では、2週間で4回来院する「歯周内科治療」で 歯周病菌を除菌する痛みの無い歯周病治療を行っております。

今まで「歯周内科治療」を受けて頂いた長野市や千曲市(遠くは岡谷市)の200名以上の患者様から

  • 「グラグラしていた歯がしっかりし、今まで食べられなかったお肉やたくあんが食べられるようになった」
  • 「歯周病は治らないと思っていたのに、痛みもなく口の中がスッキリし大変効果があった」
  • 「朝起きた時のネバネバが全く無くなり、出血も無くなった。妻には口臭も無くなったと言われた」
  • 「想像以上に口の中に菌がいる事に気付かされ、治療してもらったお陰で昼食後もハミガキの習慣がつきました。 自分の歯を一生大事にしていきます」

等と喜びの声をいただいております。

一度歯周病菌を除菌し、山崎歯科医院で定期的なメンテナンスをしっかり受けて頂ければ、 除菌効果をずっと持続させることが可能です。 歯ぐきの炎症による出血やお口の中のネバネバが無くなるばかりでなく、 人に不快感を与える口臭も消えます。 毎日の食事が美味しく全身疾患のリスクも減る安心した楽しい生活を手に入れられたら嬉しいですね。

お口の中が改善することにより全身の免疫力が上がり若返ることが出来る歯周内科治療。 あなたも私達と一緒にアンチエイジングしてみませんか?

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