歯の豆知識83『歯周病は再発を防ぐことが本当の治療』
歯周病は「治したら終わり」ではありません~再発を防ぐことが本当の治療です~
こんにちは!山崎歯科医院です♪
前回のコラムでは、歯周病がお口の中だけではなく、全身の健康にも影響を及ぼす病気であることをお伝えしました。
今回は、その続きとして「歯周病はなぜ繰り返しやすいのか」、そして再発を防ぐために大切なことについてお話しします。
歯周病は細菌による感染症です。
歯石を取ったり、歯ぐきの腫れが改善したりすると「治った」と思われる方も多いのですが、実は歯周病菌は完全にいなくなるわけではありません。
お口の中には700種類以上の細菌が存在しているといわれ、そのバランスが崩れることで歯周病菌が再び増殖し、炎症を起こしてしまいます。
さらに歯周病菌は「バイオフィルム」と呼ばれる強固な膜を作って身を守っています。
このバイオフィルムは、ぬるぬるした膜状の細菌のかたまりで、毎日の歯磨きだけでは落としきれません。
時間が経つと歯石へと変化し、その表面にはさらに細菌が付着して増え続けてしまいます。
そのため、一度治療を受けても、お手入れをやめてしまうと再び歯周病が進行する可能性があります。
では、再発を防ぐためには何が必要なのでしょうか。
まず大切なのは、毎日のセルフケアです。
歯ブラシだけでは歯と歯の間の汚れを十分に取り除くことはできません。
フロスや歯間ブラシを併用し、お口の中の細菌をできるだけ増やさない環境を作ることが重要です。
そして、セルフケアと同じくらい大切なのが、歯科医院で受けるプロフェッショナルケアです。
ご自身では取り除けない歯石やバイオフィルムを定期的に除去し、歯周ポケットの状態を確認することで、再発のサインを早期に見つけることができます。
歯周病は初期の段階では痛みがほとんどありません。
そのため、症状が出たときにはすでに進行しているケースも少なくありません。
「痛くなったら歯医者へ」ではなく、「悪くならないために歯医者へ通う」という考え方が、お口の健康を長く守る秘訣です。
山崎歯科医院では、通常の歯周治療に加え、原因菌に着目した歯周内科治療も行っています。
患者さま一人ひとりのお口の状態に合わせた治療とメンテナンスをご提案し、歯周病を繰り返さないためのサポートを大切にしています。
歯ぐきから血が出る、口臭が気になる、歯が以前より長く見える気がする…。
そんな症状は歯周病のサインかもしれません。
いつまでもご自身の歯で美味しく食事を楽しむためにも、ぜひ3か月ごとの定期メンテナンスを習慣にしてみませんか?
毎日のセルフケアと歯科医院でのプロフェッショナルケア、この二つを続けることが、お口だけでなく全身の健康を守る第一歩になります。
気になる症状がありましたら、どうぞお気軽に山崎歯科医院までご相談ください。
