しみる！この痛みって何ですか？「知覚過敏とは」

冷たいものを口に入れたり、歯ブラシの際に毛先が当たった際に「ピリッ」とした痛みを感じたことはありませんか？

突然、歯がしみて痛む！このような症状にはとても驚きますが、しばらくすると症状が消えて、疑問に思われることがあります。

歯がしみる主な原因は「知覚過敏」「虫歯」「歯周病」です。

 

それぞれの、しみ方・痛み方の違いとは？

・「知覚過敏」が原因の場合

痛みは一過性で持続しないのが特徴ですが、冷たいものを口に入れるとかなりの頻度でしみる症状があります。

 

・「虫歯」が原因の場合

痛みは一過性ではなく数十秒ほど持続します。冷たいものを口に入れるとほとんど毎回痛みを感じます。

 

・「歯周病」が原因の場合

痛みは一過性のもので、冷たいものを口に入れても時々しみる程度です。

 

これらはあくまでも目安であって、歯がしみる、痛みを感じると言っても原因はいくつか考えられます。

一過性の症状だとついつい放置してしまいがちですが、健全な歯が痛む事は有りません。症状は身体が発する重要なサインです。

健康な口腔状態を保つには身体からのサインを見逃さない事が大切です。

歯がしみる、痛みを感じるなど、気になる症状が有る時は、重症化する前に歯科医院でしっかりと診てもらいましょう！